
これらは、実際にわたしがよく耳にする、神戸にまつわる疑問の声です。 あれこれ味を追求するより、そうしたものだと割り切ってシンプルに楽しむほうがいいのかもしれません。神戸には日本を代表する洋菓子メーカーがいくつも本社を構えており、多くは戦前、あるいは戦後間もないころから続いている、由緒あるメーカーばかりです。神戸からやや視界を広げ、兵庫県全体を見てみると、思いつくのが明石焼きでしょうか。
見た目がタコ焼きにそっくりの食べ物で、じつはたこ焼きの元となったともいわれています。実際、中にタコを入れるのですから、たこ焼きといってもいいくらいのものですが、店によってはタコではなく穴子を使うところもあるそうです。ソースをつけるたこ焼きとはちょっと品が違うような感じがするものです。
ならば最初からソースだけでいいのでは、という気もしますが、その辺りは店独自の感覚なのでしょうか。全国的な知名度ではたこ焼きに大きく後れを取っていますが、観光客のなかには明石焼き目当ての方も多くいらっしゃるようで、決して無名の存在ではありません。味は店によって千差万別ですが、少しでも多くの人に広まってくれればいいと思う食べ物ではあります。