
ここにひとまとめにした神戸の情報を掲載してみました。 南北朝時代の英雄、楠木正成が祭られている神社で、地元の人々からは『楠公(なんこう)さん』とも呼ばれています。なぜここに神社があるのかといえば、当然、楠木正成が壮烈な討ち死にを遂げた湊川の合戦がこの神戸の地で行われたため。正確には、現在の神戸市中央区や兵庫区あたりだったと推定されていますが、天皇家のために最後まで忠節を尽くした英雄を祀ろうと、江戸時代のころより、かの水戸黄門こと徳川光圀が石碑を建立。
時が流れた現在でも、少数の手税で多数の敵と真っ向から立ち向かったという楠木正成のヒーロー性は依然として人々に親しまれており、楠公さんはこれからも神戸の地で生きていくことでしょう。1つは源平合戦の折に行われた一ノ谷の戦い。源義経の郎党が断崖絶壁を駆け下りて平家軍を奇襲したという逸話が有名ですが、その断崖絶壁である鵯越(ひよどりごえ)があったというのは現在の神戸市兵庫区。
現在の神戸市中央区や兵庫区あたりで行われたものとされ、九州から大軍勢を率いて京を目指す足利軍と、わずかな手勢で京を守ろうとする楠木正成や新田義貞らが戦いました。敗戦を予期しながら逃げることなく最後まで天皇のために殉じた正成の心意気は当時から讃嘆の的であり、とくに皇国史観が顕著だった戦前の日本では、その生きざまが英雄とも神とも称されるほどでした。ところで、なぜこの地でそのような重要な合戦が行われたのかというと、やはり神戸、というかこの地域一帯の戦略の重要性にあるといえます。